中学の英語教科書あるある。今どきはこんなことになっていた

今回わたしが英語再学習のために使った中学英語教科書は『NEW HORIZON』です。そして数年前に取り組んだ音読カードは『COLUNBUS』、うちの子どもたちの中学時代の教科書は『SUNSHINE』でした。
これまでいろいろな中学の英語教科書を見てきましたが、気づいたことがあります。

「英語を学ぶ」という意図なので当たり前といえば当たり前かもしれませんが、設定がけっこう似通っているんですよね。
そんな「あるある」を集めてみました。

最近の英語教科書は留学生だらけ?

教科書でよくある設定はこんな感じ。

英語の先生はネイティブの女性教師
中学ではアメリカンイングリッシュを教えるので、先生はアメリカ人率が高い。なぜか女性。

主人公の兄がオーストラリアに留学している
たいてい趣味でサーフィンとかするので、姉ではなく兄。

主人公がアメリカの親戚とか友人を訪ねる
ここでトラベルイングリッシュがでてくる。なぜか一人で渡航する。びっくり。

主人公の友達の兄弟がカナダまたはイギリスなどに留学
主人公だけでなく、友だちの家族もなぜか国際的だったりする。こちらは姉であることが多い。

主人公の家に留学生がホームステイする
主人公や留学経験がある仲間と一緒に、国ごとの文化の違いなんかをディスカッションする。

近所に外国人が引っ越してくるまたは住んでいる
ホームパーティーに呼んだり呼ばれたりする。ハロウィーンとか。

楽器演奏シーンが出てくる
主人公とか友だちがバンドを組んでたりする。

 

ま、ざっとこんなところかな?

…みんな、留学しすぎだろ!笑

設定は若干強引かつ不自然ながら、
登場人物に留学生が多いことから、自然と英語で会話するシチュエーションをつくっているんですね。

昭和50年代の英語教科書はこんなだった

わたしが現役中学生だったころの昭和50年代の教科書では、さすがにこんなにたくさん留学者が出てくる設定ではなかったです。

でも、英語の先生はやっぱり女性でアメリカ人の先生でした。
たしか Mrs.Green 。あれ、Brownだっけ?

主人公はナオミだったような…。
主人公が留学に行くのではなく、日本の中学校に留学生が来たという設定だったように記憶しています。

それで、その留学生がアメリカに帰っちゃって、手紙のやり取りをするみたいな。

そもそも昔は「留学」といえば特別な人が行く憧れの存在だったもんですが、今や私立の学校なんかだと普通にカリキュラムに組み込まれていたりもするし、わりと普通のコトなのかもしれません。

だいたいが、今の若い子は「海外で学ぶ」ってことに別段憧れはないようですしね。

わたしは留学、憧れたなー。今でも行きたいと思うもの。

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